人生を変えたかもしれない、カラーセラピー②

ほんとうに「気難しい子」?
カラーセラピー(色彩療法)とは、選んだ色からその時の心理状態を客観的に見るものです。
占いやスピリチュアルとは違い、色と心の関係(色彩心理学という学問)の応用と言えます。
パーソナルカラー同様に、24年このカラーセラピーを使ってのカウンセリングを行ってきました。
その中で、印象的だったカウンセリングを載せてみたいと思います。(全てお客様の了承済み)
40代のその女性には二人のお嬢さんがいました。
にこにこと明るく、優しい雰囲気でピンク色が好きな方です。
カラーセラピーでは「今気になるテーマ」を伺うことがありますが、この時は「子育て」でした。
お話によると、下のお嬢さんとは気が合うけれど、上のお嬢さんは気難しくて気持ちを分かってあげられないそう。
「褒めてみたり、応援したり、何かと出来ることを見つけて子育てしてきたんです・・・。」
ピンク色が好きな性格の方は、お世話好きで愛情深い方が多いので頷けます。
そこで、聞いてみたのはその上のお嬢さんの好きな色。
「・・・えーーっと、趣味も私と違っていて、黒とか青とかよく選んでる気がします。」
今は高校生だそうなので、小学生くらいのときによく選んでいた色を聞いてみると「水色」。
今も青を選ぶことが多い様なので、このお嬢さんはずっと青系はお好きなことが分かりました。
お母さんはピンク色が好き、子供は青が好き。
そういう場合、お母さん側が「構い過ぎ」なことがよくあります。なぜなら、
青の性格は「落ち着いていて冷静なところがあり、言葉で理由を聞くのが好き」。
ピンクの性格は「愛情深く、かまってちゃんなところがあり、感情を出すタイプ」。
そう、二人の表現方法が違うんですね。
ですからここは親であるお母さん側が、お嬢さんに合わせるとうまくいきやすいです。
ポイントはお母さん側が「聞き役」に徹する事、そして小さなことを頼ること。
何でもやってあげたい、感情を出しがちなピンクの性格をちょっと引っ込めるのですね。
その後、コミュニケーションがうまくいったそうで二回目のカウンセリング時に教えていただけました。
面白いのは、旦那さまともコミュニケーションがよくなったこと。
そう、旦那さまも青の性格だったのですね。(上のお嬢さんの性格は旦那さま似)
カラーセラピーでは、色を選んだその方の気持ちだけでなく、家族などの性格の違いが分かります。
接し方の注意点なども、色の違いから読み解くことが出来るのです。
その都度、人の悩みや気になることって変わりますから2カ月か3カ月に一度、色を選んで定期的にカウンセリングを受けると心の安定につながりますよ。


