左右の人、どちらが話しかけやすいですか?

上の画像を見て、どちらの人の方が話しかけやすいか?と聞かれたら多くは「右」と答えるのではないでしょうか。
でも実際は顔も描かれていないですし、二人の性格も何も知りません。
色のイメージ「だけ」で、人は印象を決めています。
人はその日に纏(まと)った色で判断し、また判断されているのです。
このように色と人の心との関係を「色彩心理」といいます。

自分の印象を色でコントロールする

色はあなたの印象をコントロールするのに役立ちます。
例えば、実年齢よりも若く見えるタイプの方の場合は「若々しさ」よりも「貫禄」や「落ち着き」が欲しいものです。
その場合はネクタイなどの色で印象を変えることが出来ます。
青は「青春」と書くように、若さや清潔感をアピールにするのには適していますが、貫禄というほどの重さはありません。そこで茶色を使うことで、「貫禄」「どっしりとした」「安定感のある落ち着き」のイメージをプラスするのです。
このように誰でも「欲しい印象」や「足りないイメージ」などを、色で補うことが出来ます。

他の色の上手な使い方は?

それでは他の色が与える印象はどうでしょうか?
赤は情熱的に見せ、ピンクや優しそうに見せるなど色それぞれに持つ印象は違います。
それを職種や場面で使い分けていけば、あなたの良さをさらに引き出してくれたり、短所をカバーすることも可能です。
さらに、同じピンク色の中でも似合うピンク色を身に付ければ、さらに印象は良くなります。

同じピンクでも、似合うピンクにするとこうなります。

ピンクは優しい印象を与える色ですが、同じピンク系でも似合うピンクを身に着けるとさらに印象が良くなります。
左右の女性の画像は、全く同じですがどちらの方がより印象が良いでしょうか?
「右」の方が、より明るく顔立ちがはっきり見えます。
つまり、優しい印象だけでなく明るさや顔立ちも映えるということが言えますね。

色彩心理に、パーソナルカラーを加えるとさらに外見が引き立ちます。

これまで数多くの出張講座をご依頼いただいてきましたが、パーソナルカラー+色彩心理講座での内容が最も効果が高く、ご依頼の数も多くなります。似合う色を知るだけでなく、どんな職種、どんな場面、どんな印象で何色を選んで着ると良いのかが分かります。
受講後、これからお一人お一人が何を買い足せば良いのか、足りない色のイメージはどれなのか、自分に必要な色が明確に分かります。

参加人数と所要時間の目安

色彩心理の内容だけでしたら、1時間~90分ほどです。人数制限はありません。
パーソナルカラー診断を含む内容の場合は、診断したい人数により所要時間は変わります。
詳しくは「パーソナルカラー講座」をご覧ください。