大ブームで一躍有名になった色のお仕事

「似合う色を診断する」お仕事です。
色によって、顔色が良く見えたり悪く見えたりするので、その人に合った色を顔周りに使うと印象が良くなります。
最近のブームで一気に広がりましたが、パーソナルカラー診断自体は何十年も前から存在していましたし、スクールもありました。

雑誌特集などをきっかけに、コスメやファッションで似合う色を身に付けるメリットが知られるようになりました。
顔色を良く見せるだけでなく、若々しく、肌もきれいに見えるので印象アップには欠かせない診断です。

一度診断するとしばらく変わらないとされている

このお仕事は、こんな人が向いています

・ファッションやメイクが好き
・人と話すのが好き
・寄り添ったアドバイスが出来る

似合う「色」だけでなく、流行のデザインや質感なども知っている必要があり、見た目に関して様々な知識が必要となります。
これまで自分自身の見た目に関してコンプレックスがあったり、ファッションに悩んだ経験がある人だと、より親身になったアドバイスが出来るかもしれません。

パーソナルカラー診断が出来るようになるためには?

パーソナルカラー診断のスクールに通う必要があります。
似合う色のタイプをどのように分けるかで、様々な種類のパーソナルカラー診断があります。
基本的に似合う色は、イエローベース(イエベ)と呼ばれる黄みの色が似合うか、ブルーベース(ブルべ)と呼ばれる青みの色が似合うかで分けられます。
その後、どの程度細分化するか(似合う色のタイプを細かく分けていくか、ざっくり分けるか)、またはその中間の色(黄みにも青みにも寄っていない色)をどう扱うかなどでパーソナルカラーのスクールが変わります。

これからのパーソナルカラー

パーソナルカラーの流行が落ち着いてきており、「似合う色」にこだわりすぎてしまって同じ色ばかり選んでしまう方や「似合う色より好きな色」を優先したい方など、新たなニーズが出てきました。

似合いにくい色をどう使うか、また好きな色やその方の持つ個性の引き出し方など、これまでとは違うアドバイスが求められます。

パーソナルカラー診断の技術以外に、学ぶと良いのは?
❶色彩検定3級、2級
「色のプロ」として見られるパーソナルカラー診断ですが、実は色の基本的な知識を身に付けていない方も多いのが現状です。
例えば「なぜ布を変えると顔色が変わって見えるのか」や、診断の際に「最適な照明の色」の知識などは色彩検定で学ぶ内容になります。

スクールでは「診断で使う最低限の知識」のみになっていることもあるので、+色の基本の知識は自分で学ぶようにしましょう。
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❷コスメの色の知識
パーソナルカラー診断で使う布と、コスメの色は違います。
布の色は角度で変わりませんが、コスメの色はパールなどが入っていると角度で変わりますし、付け方(重ね方)で濃くも薄くもなるからです。

そのため、布では似合わないとされる色でもコスメでは似合わせることが出来ます。コスメに特化した学びをしていると、似合わない色がお客様の好きな色だった場合などに役立ちます。
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カラースペシャリスト関口に出張でのパーソナルカラー講座について相談をする場合は、上記からお願いいたします。ご相談、お見積りは無料です。お気軽にお問合せ下さい。