
お友達の「色」を知る。
色は個性に例えられることがあります。
人生の中で、最初に他の人の「色」を知るのは幼稚園や保育園かも?
そしてそれは男の子より女の子の方がずっと早く、敏感に察知するかも?
「きょうね、Mちゃんがきいろのリボンしてきた」
「ピンクのぷりきゅあがすきなんだって!」
そんな会話を毎日聞くようになりました。(ヘアアクセサリーかハンカチの色が多い)
同じような時期、息子の方はというと・・・ほぼゼロです。笑
色の敏感さでいったら、50と1くらい違います。たまーーに「せんせいのエプロンがあおになってた」と思い出したように言うくらい。
この時期から、だんだんあの子と同じ色がいい、他の色にしてみたいなど「人と自分の色」が同じテーブルに並び、その中から選び取っているような言い方になってきました。(※長女のみ 笑)

日曜の朝と言えば、あのカラフルな戦士たち。
お友達の影響もあって、多くの家で人気のカラフルな戦士たち(スーパー戦隊シリーズ、プリキュアシリーズ)を観る時間がありました。
毎年タイトルや内容は変わりますが、傾向は同じ部分もあります。(戦隊では真ん中は赤、プリキュアではピンクが多い。だいたいこの赤とピンクが一番強い)
一緒にテレビを見ながら「どのキャラが好き?」と聞くと、そのキャラの色と好きな色と一致していることが多かったです。是非、戦隊やプリキュアを観ながら聞いてみて下さい。
この時期から、はっきりと「好きな色」を口にすることが増えました。
好きな色は、絶対に否定しない。
「えーーーそんな色がいいの?もっときれいな色にしなよ」
親子で参加する工作で、たまに子供が選んだ色を軽く(本人的には)否定するような言い方に出会うことがあります。
好きな色や選んだ色には必ず理由があるので、否定しないでその色のどんなところが良かったのか聞いてほしいなと思います。「なんか、かっこいいから」とか「暗いほうがつよそうだから」とか、何か魅力があるはずなんです。
大人には考えもしないような理由のときもよくあります。
色と人の心をずっと研究してきた私にとって、こういう場面に出会うと「あああ・・・ちょっとお母さん(お父さんのときもある)」と思ってしまうのと、その子がこれから色を自由に選べなくなったら残念だなと感じます。

子育ての中で知った色の知識
・幼稚園や保育園で、友達の色が気になり始める。
・はっきり「好きな色」が分かる、口にする時期になる。
・好きなキャラクターが身に着けている色は、そのまま好きな色のことが多い。