
ネイビーと、緑タイプへの声掛け。
それぞれが小学校高学年になると、すっかり子供の性格の「軸」は出来ていました。
性格の軸というのは、慎重派か行動派か。主張が強いか、控えめかといったものです。
それが好きな色から分かる性格の傾向が一致するかどうかも分かってきました。
(前回の小学校時代①に記載していますが、好きな色でその子の個性や性格が分かります。)

まずネイビータイプの性格は、慎重派でしっかり者。お姉さんタイプで基本的にきちんとしています。
宿題はぜったい忘れないタイプ、だけど急な予定の変更や予測できないことが起こるのが苦手です。
そのため、ネイビータイプにはこれから起こることを話しておく、または相談にのることが多かったです。例えば、「中学校は制服があるけど、ジャージでも登校OKらしいよ」とか「小学校と違って、テストと提出物で成績が決まるみたいだよ」のようなことです。
「ちょっと前に知っている」ということが、慎重派のネイビータイプにはとても安心できる重要事項。
小学校高学年になると、お友達関係や勉強がむずかしくなるので、心配のストレスが減ると学校生活は変わります。
(※もちろん全てを伝えておくのではなく「そういうことが心配になるタイプなんだ」を分かっていることが親子では大事に思えました)
一方、緑タイプの長男の方はマイペースでした。忘れ物もあったりなかったりで、勉強もやる気が出たらやるといった感じ。平和主義者な緑タイプですが、学校でのお友達トラブルがないわけではなく、この性格は「本人から見た本人の性格」となります。長男自身はケンカしたとしても、基本的に「だれでも仲良くしたい」らしいです。
また緑タイプは周りがよく見えていることがあり、そのため「周りと自分を比べがち」な傾向があります。
「隣の芝生は青い」というように、自分より優れた友達を見ると無意識に自分と比べて落ち込むことがあるのが緑タイプです。緑タイプはマイペースなので、気にしてなさそうですが意外と気にしています。
そのため、他のお子さんを褒めると気にしすぎることも。
家族全員の色から、家族像がわかる。

さて、子供たちの色が決まってきたので、家族全員の色も見てみることにしましょう。
全員の好きな色を並べてみました。
私は青が好き。
旦那さんはターコイズが好き。(ターコイズは青緑色のことです)
長女はネイビーが好き。
長男は緑色が好き。
並べてみますと、青が入った寒色寄りの色ばかりになりました。
(緑色は青と黄色を合わせた色になります)
青という色は「理論、理屈」などを表す色なので、全員理論が好き。理屈っぽいことになります。笑
感情的なケンカはないけれど、筋が通っていないとダメ。
なぜそうなるのか分からないと気持ちがわるい、というのが理論好きの青が入った色のタイプになります。
こんな風に、子供の色だけでなく親の好きな色もあわせてみると、家族の個性のバランスが分かるのも面白いところです。
子育ての中で知った色の知識
・好きな色から分かる個性や性格。そこからどう子供に声をかけた方が良いかを実践してみたら、効果があった。それぞれの性格に合わせた声掛けは非常に有効だった。
・「同じように育てていても、全然違う」のは、生まれた時から個性という「色」が違うから当たり前だった。むしろ、その子に合わせて変えた方が良さそうだと思った。
・子供の好きな色が決まってきたら、家族全員の好きな色を並べてみると家族の個性のバランスがよく出ていた。