売れる人の色彩

「パーソナルカラー」をご存じでしょうか。
簡単にいうと似合う色のことを言います。
同じ日本人、同じ年代であってもその人によって似合う色は違います。また、好きな色と似合う色が違うこともあります。
最近女性の間で特に人気となり、この似合う色を診断するパーソナルカラー診断は多くの方に認知されるようになりました

この似合う色を身に着けるメリットは、

・顔色が良く見える。
・長所が引き立つ。
・若々しく、肌艶がよく見える。
・買い物の失敗が減る。

などのメリットがあります。第一印象が良くなり、顔を覚えてもらいやすくなるため、ビジネスでも重要な項目と注目されています。

似たような色でも顔映りがこんなに違う。

似合う色だけでなく、イメージカラーや似合う柄、似合うスタイルなどを分析し、さらに差別化したり自分を強みを活かすセルフブランディングも可能です。

ほんの少し選び方を変えるだけで、顔立ちが引き立ち、より自分の良さをアピールすることが出来ます。

売れるモノの色彩

名刺やホームページの色は、あなたのビジネスに合っているでしょうか。

会社やあなたの分身のような名刺、ホームページの色彩一つで与える印象はガラリと変わります。

例えば、ロゴマーク。赤いロゴマークは情熱的で動きのあるイメージを伝えるのに役立ちます。青は金融機関でも多く使われる色で、少し堅いイメージを持ち誠実さのある印象です。

女性向けのサービスはピンク系が多く使われますが、ピンクベージュにすると柔らかくリラックス感のある印象に。ピンクゴールドにすると高級感のある印象になります。
同じ色を使った配色でも、ターゲット層やお店のコンセプトによって、何色と合わせるかは変わります。

より深くお客様の印象に残り、伝えたいイメージを伝えるためには、色選びが非常に重要です。


「同じ商品でも、色を変えただけでヒットする。」
これはよくあることです。

例えば限定カラー。期間限定のアイテムは売れやすい傾向にありますが、人はカタチよりも色を優先的に認識するため、デザインに変化はなくても、色を変えるだけで注目されやすいのです。

限定カラーではなくても、カラーバリエーションを見直してヒットさせることも可能です。
ターゲットの好みや流行、競合他社の色彩調査から、いくつもの色を候補として出しそこから絞っていきます。商品の売れ行きを大きく左右する色彩の監修は、このような流れで行われます。