
出産時、青に拒絶反応
職業病とは恐ろしいもので、なんと分娩台に上がってからも周りの「色」が気になっていました。全く余裕がないはずなのに、どうしても頭に浮かんでくるのは、
「こんな場面は人生でそうそうない。
色をどう感じるか、知りたい。」
(ええ、我ながら引きます)
その日、院内の一部が工事中で鮮やかなブルーのシートがかかっていました。
分娩台のある室内は淡いピンクの壁紙や、カーテン。
いつもは好きな青の色が、その時ものすごく嫌だったのを覚えています。
その代わりに淡いピンクがとても心地よい。ピンクは子宮を表す色とされており、まさに子宮が奮闘中の今!
色彩療法(カラーセラピー)では、心地よいと感じる色=必要な色とされています。
今、必要なのは青じゃない。ピンク色。
赤ちゃんは最初、「色」が分からない。

生まれたばかりの赤ちゃんが見えるのは、黒・白・グレーのモノトーンだけです。
そこからしばらくは(3歳くらいまでは)大人と同じような色の見えではなく、明るい色や原色が見えやすいと言われています。
まだコミュニケーションが出来ない赤ちゃん期は、目からの刺激を楽しんでもらいたいので、なるべくカラフルなおもちゃを揃えていました。
今はおしゃれなスモーキーカラーのおもちゃもありますよね。
スモーキーカラーのおもちゃと原色おもちゃ、どっちもバランス良く選んでも良いかもしれません。
子育ての中で知った色の知識
・赤ちゃんは白黒の世界で生まれてくる。
・そのあとしばらくはぼんやりと見えている。明るい色やはっきりとした原色が見えやすいらしい。